このブログを読んでいる人は何をしている人だろうか。サラリーマンをはじめとして学生やフリーターをしてる人もいるかな。
自分自身も一丁前に22歳の時、大学四年生の時に就職活動をして内定を勝ち取り今の会社で働いているしがないサラリーマンだ。ちょっと周りと違うとすれば、内定をとった3ヶ月後には彼女が妊娠、入社から3ヶ月後には新入社員でありながら妻子持ちになった事だろうか。
新入社員の収入が多いわけもなく、元からの貯金もないので同世代がしているような子供のための貯金や貯蓄なんて一切できなかった。その日暮らしと言うのは大袈裟かもしれないが、本当にその月の支払いをどう乗り切るかに全力を注いでいた。
そんな生活をしていたもんだから、自分のやりたいことやなりたかった姿、夢見るキャリアなんてものは二の次だった。別にそれでもいいと思っていたし、子供や妻の姿を見れて十分に幸せだった。
でもある時ふと考えるようになった。
「自分が本当にやりたいことは何なのか」
当時自分は土日祝日に勤務シフトがある部署にいた。残業や地方出張はほぼ毎週ある部署だ。確かに仕事内容はものすごく面白かったし、世界中の興奮の渦の中心にいることもあるような部署だった。(濁して表現しているけど嘘はついてない)
収入も悪くなかった、というよりむしろ良かった。2週間以上の長期出張の月には手取りの月収が60万を超える時もあり、仕事においては何も不満はなく、むしろ憧れられるような現場だったと思う。
しかし、子どもが小学生に上がるころにこのままの働き方では後悔するのでは、という思いがふつふつと湧いてきた。宿題を一緒にやったり週末の休みに子どもとサッカーチームの練習に行ったり、お風呂に入って一緒に歌を歌う生活と、高給と引き換えに週末に長時間労働することのどちらが価値があるんだろうと思うようになった。
仕事について考えていく中で、就職活動をしていた時とは全く違うものの考え方をしていることに気がついた。
当時の自分がしたかったこと、やりたかったことは暴論ながらも明確だったし、それをアピールしてきた結果会社に面白がってもらえ内定をもらえたんだと思う。
そんな矢先に守らなくてはいけないものができ、自分の人生よりも優先してがむしゃらに働くしかなくなった。それでも家族がいればいいと思っていたし、日々成長する子どもの姿を見守る事ができるのは何よりも幸せだと思っていた。
そんな時、妻の不倫が発覚して…
次回につづく…

