日中は会社で仕事をしていたので寒さをあまり感じなかったが、やはり20時に外を出ると強烈に寒い。もう冬本番だ。
仕事の内容は主には社内の調整、調整、調整だ。自分が何か手を動かして作ることはほとんどない。部署内で作っているプロダクトの社内ステークホルダーと交渉しコンテンツをインプルーブしてよりハイクオリティなものにしていく。時にはステークホルダーに直接グリートしたりジャストトーキンしたり。もういいだろう。
疲れてしまった時は1万2千件以上溜まった個人のGメールの、主には転職エージェントからの営業メールを見た。
自分に何が向いているんだろうなと考えていたら社内のチャットで「〇〇の件はどうなってますか」だ。やれやれ…
昼食はなるべく蕎麦を食べるようにしている。社内には食堂があるのだが、安くとも600円前後と全く社員に優しくない値段設定だ。食堂のショーケースの定食は冷め切っているのかお世辞にも美味しそうと思えないので、たいていは同じものだ。
「ちくわ天唐揚げ蕎麦」
いつもはかき揚げ蕎麦を食べているんだが、今日の日替わり麺はちくわ天と唐揚げがそばに乗っているらしい。いいじゃないか。長年通って気づいた食堂の特徴として、かき揚げ蕎麦のかき揚げは間違いなく注文が入ってから揚げている。このハックには続きがあって、かき揚げ以外は揚げためていたものを使っているので全然美味しくない。
600円払ってへたへたになったちくわ天と唐揚げ3こ、蕎麦を食べた。ちくわも唐揚げもタンパク質なので、文句はない。食事を楽しむというより空腹を満たすために食べている感じだ。コロナの時に設置されたパーテーションはいつまで経っても撤去されない。1人で来ているので向かいの席とパーテーションがあった方が気軽でいいか…。
そんな感じで午後はいかに自分の周りの雑談をシャットアウトしてパソコンを早く叩けるかを極めていた。
人と話していた方がよっぽど時間が経つのが早い。
黙々と1人でこなす仕事が得意だ。絵を描いたり、文章をひたすら書いたり、何かを作ったり、、、。今の自分の生活のまま10年経っても多分何にもならないんだろうと考えると、本当にこのままでいいのかと考えてしまう。
今の会社が悪いのかと言われれば、客観的に見たら相当恵まれているとは思う。自己裁量で日々在宅か出勤かを選べるし、それをとやかく言ってく人もあまりいない。年収も世間の平均よりははるかに高く、福利厚生も手厚い。転職エージェントも自分の仕事のことを話すと「おいおい恵まれてるじゃないか」というような表情をするし、自分で自分の置かれた環境がいかに恵まれているかをあまり理解していないのかもしれない。
転職を考え始めたのはいつごろだっただろう。前部署に所属していた時、当時の上司に評価されず不満だったからか。そんなこともあったが、喉元過ぎれば、だ。なんで転職したいと思い始めたんだっけ。正直最近自分でもどうしたいのか、何がしたいのかよくわからなくなっている。
今所属している会社のプロダクトは正直、個人的には一切使っていない。1日に1秒も目にしない。だからこそそんな会社にいていいのかという葛藤がある。上司やベテランと言われる外部委託の先輩たちは打ち合わせの際も嬉々として「あれはとてもよかった…」だの「楽しかった」などと感想を述べあっている。自分はそれを聞いているようで聞いていないし、特に興味もない。そんな会社にいてもいいものは作れない。自分が作るのであれば、1人でも喜ぶ人を作りたいと思うし、そういう人たちが作るべきだと思う。
今の環境ではそういうことは特にない。決められた予算でプロダクトを作りさえすればいい。誰が喜ぶということでもなく、自分たちが作ってそれで終わりだ。。あまりにも無機質、熱がこもっていない。
だめだ、眠すぎる。電車内うとうとしながらここまで書いて、あと3駅だ。今日のシンさんは無事マッサージの勉強をできただろうか。
帰ったら子供と食事だ。疲れた…。
ブログにしようと思ったが中身のないブレストみたいになってしまったな。まあ、そういう時もあるか。
